《インプレッション》　　　　

ヨコハマがAAランクの省エネルギータイヤを発売しました。 その名も、ブルーアース。１９６１年に史上初の宇宙飛行士 ガガーリンが「地球は青かった」と語った言葉は有名ですね。 店長、福岡が通勤に使っているK11のマーチに装着して、往復４０キロを 毎日走りました。 サイズは前後とも175/65-14。空気圧は2.2Ｋ（N2). 直前の装着タイヤはアドバン・ネオバAD07、175/60-14。 開発者の一人に聞いたところでは、軽量級の車を想定したタイヤとのことです。 トレッドが割と狭く、タテ溝が３本なので、見た目が少しさびしいタイヤだなと思い ましたが、実車で毎日走ってみると、これが実に快適なタイヤ。 ネオバと比べては可笑しいですが、革靴からスニーカーに履き替えた感覚。 転がり抵抗が少ないのが実感できますよ。ペダルアシストの電動自転車に乗った ふうで、背中から誰かに押してもらってるような、転がりです。 軽〜くアクセルペダルを踏むだけで、ずいぶんと走ってくれます。 コーナリング、ブレーキング、ウエット性能を知るべく、注意深く走ってみ ましたが、まるでローラーベアリングの上を走行するようなスムーズさです。 ホイールにセットしていて感じるのですが、実に丁寧な作りのタイヤなのです。 タイヤが真円に近い回転をします。この価格帯のタイヤでは、まずありえない くらいの回転の良さが、乗り心地に反映されているのでしょう。 もちろんスポーティタイヤではありませんが、普段使いのマイカーに、とてもフィットする 上質なスタンダードタイヤですね。